数週間前から、サブ機のハードディスクの中で「キィー・カチッ…キィー・カチッ…キィー・カチッ…」と音がする。

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私、泣いています。

ハードディスクの中から虫の音????ではありません、ヘッドの異常な動き、プラッター上をデータを探し求めて、何回も読み込みに失敗している感じのするイヤーな音です。恐らくbadsectorが発生しているのでは?

ハードディスクが鳴いている、泣いている。はっきり言って、寿命。とっとと、データを救出しておさらばしなければなりません。

念のために、S.M.A.R.Tを確認すると「Reallocated Sectors Count」 で警告が出ています。代替セクターがなくなった=退避場所がなくなった=HDDがお亡くなりになった。

試しに、フォーマットして、データを書き込み始めるとものすごく時間がかかり、書き込みエラーとなります。

早速、新品のHDDを購入(アマゾンだと朝、発注すると夕方には入荷します)し、SystemresucueCDでブートし、ddコマンドで、

# dd if=/dev/sda of=/dev/sdb bs=512 conv=noerror,sync

を実行しました。ちなみに、sdaが新品のHDD(1TB)、sdb(500GB)が泣いているHDDです。(SATAなのでマスターもスレーブも気にしない)

読み取りエラーは無視してデータがコピーされています。というかddなのでHDDまるごとコピーったので、WindowsやUbuntuのシステムも含まれます。

ざっと、8時間位(500GB)かかりました。寝る前にセットして翌朝起きたら無事完了しておりました。

案の定、モニターには、103GBで読み取りエラーが発生しておりました。まぁ。これは想定内です。(Windows7がインストールされている領域です。しかし、103GB付近なのでデータファイル、ダウンロードしたファイルや作業用ファイル群と考えられます。つまり、壊れていても、システムに全く営業がない状態。)

あとは、新HDDが1TBなので、容量が合わないためパーテーションテーブルに不整合が発生しているはずです。

Gpartedを起動して、余った後半部分を全部拡張領域に指定してntfsでフォーマット(後で、暗号化)し、パーティションテーブルを更新しました。

Screenshot from 2015-07-02 19:17:40

Gpartedでパーティションの更新

再起動後、無事Windows7が起動し、無事、システムの移行が完了しました。(異音が無いのは精神衛生上非常によろしい)

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はい、普通にgrub2が起動し、Ubuntuも7もご無事でした