プロプライエタリ(ひとつまたは数社の独占的な)なシステムは開発・導入や運用が楽だと言われて
きましたが、現実には、柔軟性に欠け、一部のシステムを変更するだけのために、全体の
システムをグレードアップするか、まったく新たなシステムに移行するかなど、コスト高に
悩まされているようです。
オープンソースソフトウェアにはまだ未完成な部分もありますが、オープン(特定企業に独占されない)
システムの普及に大きく貢献しています。
将来的にはすべてがオープンになるとは考えにくいのですが、すくなくとも今までのような、
プロプライエタリなシステム環境は減少していくでしょう。さらには、融合するシステム、
=例えばSAMBA4のアクティブディレクトリはマイクロソフトの技術提供によっている=
が広がるでしょう。
まぁ、共存共栄かな。
前提は、オープンソースソフトウェアを企業内で活用できる人材がどれだけ存在するかによりますが。