4.credentials.txtの作成
同じターミナル内で、
$ sudo touch /root/credentials.txt
root直下にcredentials.txtファイルが作成されます。
$ sudo vi /root/credentials.txt
ユーザ名とパスワードとドメイン名を記述します。ドメイン名はアクティブディレクトリに参加している場合に必要です。そうでなければ、不要です。
username=ユーザ名
password=パスワード
domain=ドメイン名
ユーザ名とパスワードはSambaの共有ディレクトリに登録されている(アクセス権がある)ユーザのユーザ名とパスワードです。
(ここでのドメイン名は、もしabc.localならabcの部分です。)
※「=」の両側に空白を入れない。つまり、「username = ユーザ名」は不可。「username=ユーザ名」は正解。
credentials.txtのパーミッションを700にします。
$ sudo chmod 700 /root/credentials.txt
システムの再起動
$ sudo reboot
5.自動マウント用ディレクトリからSambaへアクセス
さて、再起動後、autosambaディレクトリを開いてみます。
まだ、空のままです。
ターミナルからSamba(192.168.xxx.yyy)にアクセスします。
ターミナルを起動します。(「Ctrl+Alt+T」で、ターミナル(端末)起動。)
$ cd ./autosamba/192.168.xxx.yyy/
$ ls -la
合計 0
dr-xr-xr-x 13 root root 0 9月 2 18:56 .
drwxr-xr-x 3 root root 0 9月 2 18:56 ..
drwxr-xr-x 2 root root 0 9月 2 18:56 dir01
drwxr-xr-x 46 shigi01 domain^admins 0 9月 2 19:18 dir02
drwxr-xr-x 34 shigi01 domain^admins 0 5月 7 14:58 dir03
drwxr-xr-x 30 shigi01 domain^admins 0 3月 15 11:26 dir04
drwxr-xr-x 2 root root 0 9月 2 18:56 dir05
drwxr-xr-x 2 root root 0 9月 2 18:56 dir06
drwxr-xr-x 2 root root 0 9月 2 18:56 dir07
drwxr-xr-x 52 shigi01 domain^admins 0 8月 14 11:09 dir08
drwxr-xr-x 2 root root 0 9月 2 18:56 dir09
drwxr-xr-x 2 root root 0 9月 2 18:56 dir10
drwxrwxrwx 4 shigi01 domain^admins 0 9月 1 18:02 dir11
ちゃんとアクセスできました。
nautilusからautosambaを開きます。
あとは、よく使うディレクトリを開き、例えば「dir01」など、「ブックマークに追加」すれば左ペインに表示され、簡単にアクセスができるようになります。