Windows7において、KB3050265を適用しnetsvcsのメモリ消費を制御できることが確認できましたので、報告します。

前述の通り、「svchost.exe (netsvcs) メモリリーク対応」というサイトで紹介された、マイクロソフトが配布しているKB3050265の修正プログラムをインストールしました。そのときの、結果を報告します。

また、KB3050265のマイクロソフトのサイトからもダウンロードできます。このサイトでは、KB3050265が、Windows Updateにおけるスキャン中のコンピュータのパフォーマンスの低下や更新失敗や0x8007000Eエラーに対処したものであると述べています。

実は、KB3050265は通常のWindows Updateのオプションとしてすでに各PCに6月のある時点で提供されていたようです。要は、必要な人だけインストールしてね。ということのようです。

【前提条件】

  1. Windows7pro sp1適用済
  2. Windows Updateの修復済(不要かも。前回の内容
  3. 起動直後、netsvcsのメモリ消費が90%を超える
  4. PCの動作がとても遅くなる

【KB3050265適用前と適用後の比較】

(1)PC起動直後

適用後(図2)のメモリ消費量が少し多いが課題のnetsvcsのメモリ消費は1番上ではない。

適用前 適用後
before_001

図1

起動直後のメモリ消費量45%

after_001

図2

起動直後のメモリ消費量59%

(2)起動約5分後

適用前(図3)はnetsvcsが1番上に、適用後(図4)は2番目に来ている。適用前は、全体的に動作が重くフォルダを開くのにも時間がかかる。適用後はほとんどストレスは感じない。

適用前 適用後
before_002

図3

起動約5分後のメモリ消費量95%

after_002

図4

起動約5分後のメモリ消費量80%

 (3)起動約10分後

netsvcsの位置は、適用前が一番上、使用量85%となり、適用後は2番目、使用量は60%。動作は適用前はかなり重く、フォルダを開くのに約1,2分の待ちが発生。適用後はストレスなく動作している。

適用前 適用後

図5

起動約10分後のメモリ消費量85%

図6

起動約10分後のメモリ消費量60%

 (4)KB3050265をインストール

適用前のPCにインストール。図7が、約10分間続き、インストール完了まで約30分かかった。正常なら長くても、2,3分で終了する。

 (5)KB3050265インストール後

netsvcsのメモリ使用量73%、位置は2番めに後退している。PCの動作はストレスは感じられねい。あきらかに改善していることを実感できる。

before_008

図10

【結論】

KB3050265の適用前は、netsvcsの使用量が最高となり、表示される位置が一番上になる。PCの動作は非常に重く緩慢となった。しかし、Windows Updateの確認(更新のためのスキャン?)が終わるとnetsvcsの使用量は大幅に減り、PCのもたつきは解消されるようだった。

KB3050265の適用後は、netsvcsの使用量は減り、表示される位置も2番目となる。決して一番上に来ることはなかった。PCの動作は非常に快適であった。Windows Updateのためのスキャン中もPCの動作はとても快適である。メモリ使用量は70〜80%となる。

KB3050265は更新プログラムのオプション扱いで、必要なら適用するようになっている。オプションの更新プログラムも念のために「詳細情報」を読んで自分に必要かどうかを判断し、インストールするかを決める。よくわからないときは、PCにとくに不具合がない場合はインストールしない。不具合がある場合は、ネットでもう少し情報を集めて、慎重にインストールするか判断する。インストールしても改善しない場合は、アンインストールする。不具合の原因究明にはかなり時間を要するのでそれまではだましだましPCを使い続けて、次の更新プログラムに期待する。

<番外>

実際は、更新オプションにKB3050265が6月にすでにお目見えしていた。(図11には見えていないが、右下に「詳細情報」(図12)へのリンクがあり、それを見ると本更新プログラムの内容が詳しく書いてあった。ただし、英語。)