Linuxサポート
志義どっとPCではクライアントPC用にLinuxディストリビューションのUbuntuをサーバ用にCentOSを主力OSとしてサポートしています。
Linuxへの移行、Linux導入に関連し、ご希望があれば相談に応じます。
また、WindowsパソコンやWindowsサーバからLinuxへの移行もお手伝いできます。下記の内容を注意深く読んでいただきご用命いただければ幸いです。
Linuxへの移行・Linux導入のヒント
「Linuxのみ」か「LinuxとWindowsの共存」が考えられます。
さらに、「LinuxとWindowsの共存」の場合、「Windowsとのデュアルブート」か「WindowsをバーチャルPC」とするかが挙げられます。
ハード的にLinuxで認識できない、ハード依存型のアプリがある場合は、「Windowsとのデュアルブート」しかありません。
Linuxへの移行・Linux導入に向けての基本姿勢
「原則、LinuxでできるものはすべてLinuxで。LinuxでできないことをWindowsで。」
ではなく、
「WindowsにしかできないことをWindowsに任せて、あとは全部Linuxで。」
が基本的な姿勢です。
つまり、「WindowsとLinux」の共存・住み分け が志義どっとPCの提案です。
志義どっとPCの環境(Linuxディストリビューションにパソコン用には、Ubuntu、サーバ用には、CentOS)では、
複合機Sharp MX2310F、VBAマクロ(Excel)、AccessのためにWindowsを使っています。
他の業務関連のソフトは、すべてOSS(オープンソースソフトウェア)を利用しています。OSSはもちろんライセンス料は無料です。さらに、Windows版もありますがほぼすべてLinux版にも対応しています。
私が業務ソフトとして利用している一部を上げると、WebサーバにApache、データベースにPostgresやMySQL、メールサーバにsendmail、CMSにWordPress、オフィスソフトにLibreOffice、マクロはCalcのbaseかpython、バーチャルPCにVirtualBox、アクティブディレクトリにsamba4、その他もろもろがあります。
将来的には、VBAマクロやAccessはcalcのマクロ(baseやpython)、postgresへ移行します。そうなると、複合機のSharp MX2310Fの利用時だけにWindowsパソコンが必要になるだけです。
特に、ネット決済(ネットバンキングやネットショッピング)では、Linuxパソコンを利用します。不正ネットバンキングの被害はウィルスに感染したWindowsパソコンの利用にあります。
ウィルスのほぼ100%がWindowsに感染し動作するものです。Linuxにはそれらのウィルスは感染しません。もちろん、Linuxにも感染するウィルスはいるでしょうから、志義どっとPCでは、OSSのClamavをインストールして毎日定時にウィルススキャンを実行しています。
Linuxで利用できるのは、OSSがもとになっているソフト群です。OSSは無料で使えますが、サポートは原則ありません。しかし、ネット上には多数のフォーラムが存在し、世界中の優秀な有志たち(Linuxユーザたち)が情報を交換し公開しています。したがって、ある程度自力で解決できる技術力があればすべての業務ソフトをLinux用に作りこんでもいいです。または、OSSでもサポートを行うベンダーがいれば費用を払って使うこともできます。また、いっそのこと重要な業務ソフトだけWindowsでベンダーに依頼して経費をけて、それ以外のソフト群はすべてLinuxで運用するという方向性もあります。
Windows製の業務用ソフトが、社員全員にとって、ほんとうに必要かをよく検討する必要があります。もし、経理だけ、営業の一部の事務員だけで良い場合、そこの部署にWindowsパソコンを配備し、他はLinuxにするという「WindowsとLinuxの住み分け」した運用をすると、経費的なスリム化が期待できます。
サーバもLinuxで運用
以上のことは、サーバにも当てはまります。
たとえば、アクティブディレクトリを単なるユーザ管理(ユーザ認証やグループポリシ程度)にしかつかっていないなら、わざわざWindowsサーバを導入する必要はありません。Linuxサーバ(例:CentOS)上で、Samba4を導入すれば同じことができます。(図1〜3は、Samba4のアクティブディレクトリにWindows7の管理ツールからアクセスしているところです。)
また、WebサーバもWebアプリケーションがIISサーバ上でなければ動作しない仕様(例:IEに大きく依存したアプリなど)ならば、Windowsサーバが必要でしょう。しかし、IEに依存しないWebアプリならば、Linuxサーバでも十分活用できます。ぜひ、一度、検討してみてはいかがでしょうか。
(番外編)certbot-autoで更新エラー OSError: Command /root/.local/share/letsencrypt/bin/python2.7 -c “import sys, pip;
2016/05/28CentOSサーバ
前回、letsencrypt-autoからcertbot-autoへ切り換えたことを紹介しました。あのとき、実は、きちんと対処していなかったことがあり、ちょっとトラブって、慌てそうになりました。 うまくいかないときに、O …
letsencrypt-auto から certbot-auto へ
2016/05/28CentOSサーバ
スマホから「志義ゼミナール」のサイトを閲覧しようとすると、セキュリティ警告が出てアクセスできない状態になっていました。その代わり、サイトへのログイン画面が表示され、「SSLで通信しようとしているが認証できないので、ログイ …
WARNING: Your ClamAV installation is OUTDATED! // Recommended version: 0.99.2
2016/05/08CentOSサーバ
こんなにたくさん「警告!」が出ていた!!!! 内容は、「WARNING: Your ClamAV installation is OUTDATED!WARNING: Local version: 0.99.1 Recom …
UbuntuでBluetoothのマウスを自動接続させる
2016/01/30Ubuntu
Ubuntu14.04上で、Bluetoothのマウスを自動接続させる手順を紹介します。 結論は、bluemanをインストールして、設定すれば完了です。 私の環境では、Ubuntuに標準でインストールされていたgnome …
VirtualHostにLet’s Encrypt
2016/01/10CentOSサーバ
サーバのcertwatchからサーバ証明書の有効期限が迫っているよとうお知らせメールが届くようになって2週間ほど過ぎた。残り14日となった。そこで、対応をしてみた。 The certificate for www.shi …