数カ月前から、パソコンの動作が非常に重たくなった。常時、ハードディスクのアクセスランプが点滅している。
原因は、wuauserv.exeがWindows Updateの更新にメモリーを喰っていたからでした。原因究明にいたる過程と解決策の手順を簡単に(?)メモっておきます。
<<重要:追加情報>>########################################
下記の手順(Windows Update修復手順)でWindows Updateを修復しても、翌日、パソコンを起動するとやはりメモリの使用率が90%を超え、Windows Update更新が終了するとメモリの使用率が50%以下に戻ります。症状が改善されていませんでした。
そこで、さらに調べてみると、「svchost.exe (netsvcs) メモリリーク対応」というサイトに貴重な情報がありました。現在は、修正プログラムKB3050265を適用して様子見です。検証の内容はこちらです。
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【症状】
- エクセルを起動するのに1分以上はかかり、文字を入力するたびにさらに待たされる。
- ホームページ閲覧もリンク先が開くまで数十秒またされる。
- PC本体のハードディスクのアクセスランプが常時点滅。
起動してから約10分間くらいは使い物になりません。そのあとは、まぁ、なんとか言うことを聞いてくれるといったかなり我がままなPCになってしまっていた。(まるで、思春期みたいです。)
こいつを、ご主人様の言いなりになる従順なPCに仕込み直すのが今回の目的です!!!!!!(再インストールすればいいやん。1台ならすぐにそうしました。しかし、3台あるので、ちょっと気が重いです。それに、原因が確定していない状態で、再インストールしてもまた同じ症状が発生するかもしれません。そういう間抜けなことだけは避けたいですね。)
【原因究明の手順】
- リソースの利用状態をチェック
- 原因の特定
1.リソースの利用状態をチェック
(1)[Ctrl+Alt+Delete]で、タスクマネジャーを起動
(2)パフォーマンスタブをクリック
メモリの使用率が93%で高止まりしている。
「リソースモニター」をクリック。
(3)リソースモニターを起動
「メモリ」タブをクリックし、プロセス内のコミットチャージ項目をクリック(1,2回)して、降順に並べ替える。
もっとも大きいイメージ(サービス)が一番上に表示される。(ちなみに、現在のメモリ使用量は約1.8GB、限界です)
実際の測定値の意味は、マイクロソフトの下記のサイトから確認できます。
https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/ff467974.aspx
大雑把な理解では、コミットチャージやハードフォールトが高止まりしている状態は、メモリの使用効率がとても悪い状態である。つまり、PCの動作が非常に重くなる。
メモリの消費量が限界に達していることが見て取れます。そして、その犯人がsvchost(netsvcs)であることが判明しました。
netsvcsは複数のサービスを集めたブループみたいなものなので、実際にメモリを多量に消費しているサービスを直接示しているのではありません。