2.原因の特定

(1)メモリを喰っている張本人を探す

タスクマネジャーに戻り、「サービス」タブをクリック。グループ項目を1,2回クリックしてグループ順に表示させます。

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netsvcsグループを表示

出てきましたね。wuauserv(Windows Updateに関係しているサービス)サービスがnetsvcsのトップに表示されました。おそらく、この方がメモリ大食いの張本人だと思われます。

(2)サービスを停止

wuauservサービスを停止させて、メモリの消費量が減ればビンゴです。さっそく、確かめてみます。

スタートボタン>「プログラムとファイルの検索」ウィンドウに「cmd」を入力し、Enter押下>表示された「cmd」を右クリックし>「管理者として実行」をクリック

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cmdを起動

「はい」をクリック

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コマンドプロンプトが起動>「net stop wuauserv」と入力し、Enter押下。

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wuauservサービスを停止

数十秒ほど待つと「サービスが停止」した旨のメッセージが表示されるので、タスクマネジャーのパフォーマンスやリソースモニターのメモリの使用率を見ると、ちゃんと減少しています。

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メモリ使用率が下がった(39%)

762MB、39%になっています。

これで、原因が特定されました。wuauservサービスが何らかの原因でメモリを多量に消費しているのです。

いろいろ調べた結果、Windows Updateで、更新ファイルをマイクロソフトのサーバに問い合わせるときにPC本体の更新対象ファイルとの整合性がとれずに、更新が正常に進まない状態がメモリを多量に消費する原因のようです。(私個人の考えです。マイクロソフトがアナウンスしているわけではなりません。まちがっていたら、すみません。)